スペシャル・レポート: Martin Popoff
| Whitesnakeは現在北米にツアーに出ている。古典的なブルース・ロック・ヴォーカリスト、David Coverdale率いる新しいラインナップでのバンドはさらにパワーを増しており、驚くほど一流の作品に富んだステージを披露している。 |
| 「最後に僕らが北米を行ったのは2003年だった。」とギタリストのDoug Aldrichはこれまでの活動を振り返りながら語る。「北米へツアーに行った事で変わったことがたくさんあるよ。実際、簡単に言うと、僕らは2004年の秋にヨーロッパ・ツアーをやって、やり始めてから2ヶ月に渡って回ったんだけど、そのツアーでポルトガルやロシアのような本当に素晴らしい場所に行くことが出来た。そこでのショウは比較的規模の大きなものだったよ。でも、英国では僕らはどちらかというと、細かく回ったよ。もっと『An Evening With Whitesnake』のような感じで、比較的小さい場所でプレイした。大体同じような2000、3000人規模のキャパシティのところでね。多分4000人あるいは6000人規模のキャパシティのところは数ヶ所だったと思う。でも、より楽しかったよ。特にDavidにとってはとても親しみのあるセットリストだし、楽しんでいたと思うよ。彼は本当にかなり長い間こういったセットでツアーをしていなかった。だから、彼は決断したんだ。『この2005年のツアーでこのセットリストを続けてやらないか?』ってね。それでこうしてツアーしている。確か北米やその周辺の地域では、彼はこのセットリストのような感じでプレイしたと思うけど、ほとんどが『Slide It In』アルバムからの曲だった。ヨーロッパでは、僕らは古い曲にいくらか違ったアレンジを加えてプレイしたよ。彼が決めて、僕らもみんな賛成した−それからそれは、いくつかの初期のアルバムからの曲をいくつか紹介するというアイディアに結びついたんだ。そして僕らは『Slip Of The Tongue』アルバムとDeep Purpleからの曲を集めたものをプレイしている。だからとても楽しいし、今Whitesnakeを観に来てくれているファンの多くは、ただ『Is This Love』のような曲を聴きに来ている人たちじゃなく、本当にハードコアなファンだよ。」 |
| 現在のツアーでは、懐かしいWhitesnakeの初期の曲『Take Me With You』も聴けるし、『Stormbringer』のメロディーを少し加えた『Burn』の疾走感溢れる演奏を聴くことも出来る。おそらくCOVERDLE PAGEの曲や『Ain’t No Love In The Heart Of The City』のような曲も聴けるだろう。そして、「Davidと僕が書いた曲で、僕らが『Snake Dance』と呼んでいる曲も少しやっているんだ。もともとは僕がリード部分とかを色々プレイしてて生まれた曲なんだけど、Reb Beach(もう一人のギタリスト)と一緒にもっと煮詰めていきたいってDavidに頼んだんだ。それから僕はその曲をもっとALLMAN BROTHERS BANDっぽい感じにしたよ。実際、その曲はAllman Brothers Bandよりもヘヴィーだけど、僕はこの曲を演奏出来てとても興奮しているよ。僕とRebのハーモニー部分があって、交互にプレイしたり、一緒にプレイしたりしているよ。」 |
| 「Davidは実際は何も作品をリリースせずにツアーしたがってはいないよ。」とDougは説明し、待望のバンドのライヴDVDはどうなっているのかを分析する。「僕らは去年10月にHammersmith Odeonでショウを収録して、今年の夏にDVDをリリースする予定だった。そしてそれはオリジナルのライヴ・アルバム(Live. In The Heart Of The City, 1980)がそこで収録されたことを知らない人にとっては、初めて聴くWhitesnakeのオリジナル・ライヴ・アルバムのようなものになると思う。Hammersmith OdeonはWhitesnakeやMOTORHEADのような多くのバンドにとって、とても有名な場所なんだ。みんながそこでライヴ収録をしているよ。だから僕らもやりたかったし、この夏のツアーのためにリリースしたかった。だけど作業の過程で、ディレクターがとても忙しくて、僕らは作業を終えることが出来なかった。それから編集作業とかをやっていた人物に他のプロジェクトの仕事が入って、結局8月まで待たなければならなくなった。ライヴDVDは8月16日にリリースされると思う。それともう一つ言っておくと、DVDにはみんながあんまり良く知らない古い曲がたくさん入っているから、それがリリースされればここ北米で僕らがプレイする時に、みんな少しは古い曲に馴染みやすくなっていると思った。もしそうでなければ、『みんな、これはDVDからの曲だから是非チェックしてみてくれよ。』って言っただろうね。でもDVDは予定よりリリースが遅れてしまったから、僕らはただ演奏を続けるのみだよ。それから、全く違うセットリストだった2003年のツアーからのライヴ・アルバムも完成した状態にある。でも僕らは、もう少し待って、出来れば今年のツアーからもう少し曲を追加しようと思っている。おそらく数回のショウを収録して、DVDとは違うセットリストに編集することになると思う。2006年にリリースする予定だよ。そして出来れば、僕らが今まであたためてきた新しい曲もいくつか加えたい。そうなればすごくエキサイティングものになるだろうね。実際、僕はDavidが録音した曲にギターを乗せたんだ。彼がやろうとしていること全部は知らないけど、彼はGreatest HitsアルバムかGold Seriesか何かの制作のために僕にこれをやって欲しかったみたいだね。でも今彼がまずやりたいと思っていることは、このDVDを8月16日にリリースすることだと思う。」 |
| 「いつも他の仕事はいろいろあるんだ。」とDougは彼のWhitesnake以外の仕事について語る。「僕はIRON MAIDENのトリビュート・アルバムのためにプレイして、それは本当に素晴らしい仕上がりになった。もうリリースする準備は出来ているよ。僕が参加した曲は「Flight Of Icarus」で、Ripper Owensがリード・ボーカルを務めた。そしてWhitesnakeの合間をぬって時間があるときには、出来るだけ新しいBURNING RAINのアルバムのための作業を進めようとしている。すでに素晴らしい曲がいくつか出来てるよ。多くの人には馴染みのないバンドだけど、僕のウェブサイトで曲を少しチェックすることが出来る。サウンドはWhitesnakeと僕の昔のバンド、Bad Moon Risingをミックスさせたような感じだ。Whitesnakeに関しては、今僕らは最高のサウンドでプレイ出来ていて、とても息が合っていると思う。来年の初めか今年の終わりにレコーディングが出来るといいなと思ってるよ。」 |
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Martin Popoff, www.bravewords.com
For information on Martin's 12 books on heavy
metal, see
www.martinpopoff.com
2005年6月